2019年12月18日

四川の画像セン

四川西王母.JPG

九州国立博物館の三国志  展
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s56.html

  四川省で発掘された、後漢の画像セン(煉瓦)が今回4点でていた。
この画像センは、生活や生産の場面を写実的に描いたものとして、20世紀には大きくとりあげられることが多かった。ただ、拓本の図版で紹介されることが多く、実物をみる機会はそれほどはなかったように思う。なんどか日本で実物を見た覚えはある。今回じっくりみたが、照明の関係か絵柄が非常に観難く、拓本をみたほうがよくわかるように感じた。特に「製塩図セン」(塩井による塩造り)を描いたものがそうだった。

 写真図版ではっきりみえてるのは、斜光線などを使ってコントラストをつけているのだろうか?と疑うところである。実物・現物で、これだけ判読し難いものが拓本できれいにみえるということから考えると、グアテマラ・メキシコの古代マヤ文明の摩滅した石碑も、実はなんらかの方法で読めるのではないか?とか想像したりした。もっとも、逆に拓本で茫漠としていても実物で結構読めるという例もある。

 なお、これらは、型にはめてつくるものなので、同じもの、同じ絵柄のものが複数でているようだ。イメージの西王母のものも,少なくとも三点もあるようだ。

posted by 山科玲児 at 08:02| Comment(0) | 日記
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