太宰府の九州国立博物館の三国志 展
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s56.htmlに行った、最大の目的は、
重文 三国志呉志第十二残巻(部分) 個人蔵 ( 11月12日〜12月22日で限定展示)
https://twitter.com/kyuhaku_koho/status/1192263768677453825
を観ることだったが、特別展のほうで期待していた豪華絢爛な展示物は、漢時代の豪華な金細工のバックルだった(イメージ 当方撮影)。
No. 139 金製獣文帯金具 2009年、 安徽省淮南市寿県寿春鎮古墓出土・後漢時代・ACE2世紀, 寿県博物館
これは、2009年という比較的最近の発見なので、あまり知られていないものだと思う。。
ただ、これは、あまりに期待通りで意外性がなかったので、今までblogには書かなかったのだが、特別展の紹介サイトにも、なかったし、ネットの感想にも、すぐ見つけることはできなかったので、もう会期後半ではあるが、あえて書くことにした。
この繁縟で豪華、眼が痛くなるような細工は、どこかで観たなあ、、、と思ってたら、、、
戦前、楽浪古墳で出土し、現在、大韓民国ソウルの国立博物館にある
Seul National Museum 平壌 出土
https://www.museum.go.kr/site/eng/relic/recommend/view?relicRecommendId=519717
とそっくりである。
同じ工房で作られたものではないか?? と思うくらいだ。
一方は、遠く南方、楚の領域の墓からで、一方は北朝鮮平壌近郊の楽浪古墓から出た、、なんとも不思議な感じがする。