2020年02月21日

魚住先生の良書

書と漢字.jpg


「書」と漢字 (講談社学術文庫)  2010/11/11
魚住 和晃
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211503
初出     原本は、1996年に小社より刊行された。

 意欲的、かつ実証的な本で、書道史に関心のある方には、一読の価値があると思います。

  残念ながら、品切重版未定のようですが、文庫版または原刊本が多くの市立図書館にある本のようですので、一読は容易かと思います。古書価格も安めのようですね。

 無味乾燥な祖述的紹介的な本と違って、意欲的な本ですので、当然ながら誤り/または異論の多い点は散見するのですが、触発されることは多いでしょう。つまり誤りを実証したり異論を出したりすること自体が建設的な研究になりうる素材だということです。どうしようもない愚劣な本や論文の場合は、そういう対象にはなりえません。しっかりとした明快で論理的な主張のある論文や本であってこそ、そういう対象にすることができます。

posted by 山科玲児 at 07:33| Comment(0) | 日記
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