2020年02月22日

界線方格問題


2020年02月10日 金文鋳造  界線方格問題
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/187142418.html
で、問題にした方格ですが、
台東区書道博物館にある
小克鼎( しょうこくてい )
https://www.city.taito.lg.jp/bunkasinko/virtualmuseum/shodo_01/002/index.html
にもあるようです。小克鼎は同時出土らしい同銘、同じような様式大きさのものが7個もあって、上海博物館はじめ各所に分散収蔵されています。ただ、他の小克鼎の場合、こんなに方格が露骨に残っているわけではないようですね。真贋問題については、台東区書道博物館の青銅器は全体としてしょぼい感じのものが多いのですが、これはどうなのかなあ。一応端方旧蔵だし、こういう方格の意味を贋作者がわかっていたかどうか疑問だし、意外に信頼できそうですね。ただ、もう少し外側をクリーニングしてもいいかな?という感じはいたします。

posted by 山科玲児 at 07:28| Comment(0) | 日記
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