2020年04月15日

THE SIGN OF FOUR

四人の署名 ss.jpg


シャーロック・ホームズもの長編のなかでもひときわ評価が高い名作だと思う。バスカービル家の犬 より優れているだろう。
 時代が時代なので植民地やインド人シーク教徒やアンダマン諸島人への偏見が満ちているところがあってひっかかるところがあるかもしれないが、それを考慮しても傑作名作だ。
ジェレミー・ブレット主演 グラナダTV版も若き日の ジェニー・シーグローブも出ていてよくできていた(イメージ)。

 昔から、この作品名の
SIGNがなんで単数なんで SIGNSじゃないんだろう? とは不思議に思っていた。
Oxford Annoted では、初めはTHE SIGN OF THE FOUR だったと書いてあるが、それでも納得がいかない。どうも四人というグループ団体まとまりの記号符丁というような意味のように解釈するほかないようだ。翻訳題名も「四つの署名」「四人のサイン」「四人の署名」などいろいろだ。

 マンガ「憂国のモリアーティ」ではずいぶん軽く仕上げていたので拍子抜けだったが、もとが傑作なので、あまりふみこまないで、恐喝王ミルバートンへのつなぎに使ったという感じではある。
posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(0) | 日記
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