2020年04月29日

北京料理と山東料理

今月の

『東方』471号(2020年5月号)

に、
中国/中華料理研究の記念碑的著作 
という、、
 岩間一弘 編著『中国料理と近現代日本 食と嗜好の文化交流史』 A5判 392頁 慶應義塾大学出版会
に対する書評があった。

ちょっと驚いたのは、京都の真ん中の中華料理店 東華菜館について、
http://www.tohkasaikan.com/

>本格的北京料理を掲げつつ、店側のアイデンティティは実は山東料理であり、

という文章がある。ここで、当然ながら、ハアア、とならざるを得ない。この書評者は北京料理がもともと山東料理をもとにして形成されたこと、山東省の厨師がメインだったことを全く知らないのだろうか??

典拠:: 魏元曠 都門懐旧記  
>昔の酒店は皆  山東人だった
トウ雲郷:魯迅与北京風土 にひく

勿論、北京は首都だったのだから、その後、広東省から譚家菜が来たり、四川料理が大きく影響したり、ムスリムが多かったため清真料理(とくに羊料理)の影響が大きかったりしたものだが、最初は山東料理のはずである。


posted by 山科玲児 at 11:22| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]