2020年05月03日

福岡市美術館 5月7日まで限定動画

福岡市立美術館P1080408.JPG

休館中の福岡市美術館(イメージ)で

ボランテア ガイドむけなどの 講義の動画を公開している。5月7日まで限定なんだそうだ。https://www.fukuoka-art-museum.jp/topics/10540/

・YouTube動画配信(毎週木曜日)
4月9日(木)配信「イチからわかる!陶磁器講座」
https://www.youtube.com/watch?v=s8W68QCT8ts

4月16日(木)配信「イチからわかる!仏教美術講座」
https://www.youtube.com/watch?v=yDhRgHFn6yI

4月23日(木)配信「《唐物肩衝茶入 銘「松永」》を五重の箱に収める」
https://youtu.be/EWWYE_06zKA

この中では、
「《唐物肩衝茶入 銘「松永」》を五重の箱に収める」

が一番、面白い。ただ、途中を早回しにしてしまっているのがいただけないが、まあ、あまりこういうのを見慣れない人に忖度したのかもしれない。本体の茶入を扱うときだけ手袋を脱ぎ素手で扱い、それ以外は手袋つきなのに注目した。
 こういう取り扱いの文化・包装文化というのは、茶人や道具屋、骨董屋、などにだけ継承されているものだから、こういうヴィデオや絵解きがなければ消滅してしまう危険、全く理解不能になってしまう危険がある。

  他の2つのボランテア ガイドむけなどの 講義だが、どうも残念なことに、すごく面白いとは言いがたいものだ。学問的、学芸員としては優秀なかたなのだろうが、プレゼンの技術としてはいかがなものだろうか??

 ただ、陶磁器の講義では17分ごろから突然具体的な話がでてきて面白くなる。はじめのほうはどうなんだかなあ。。
  仏教美術の講義でも、はじめのほうはかなりつらいなあ、、でも32分〜のところは、まずまずであろう。。

 優秀な研究者が必ずしもプレゼンが上手いとは限らず、逆にプレゼンだけ上手くてウソばかり言う人がいたりするという困った問題は、なんとかならないものか、と思うところではある。
posted by 山科玲児 at 08:07| Comment(0) | 日記
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