2020年07月19日

金章宗の所蔵印と痩金書




2017年春の台北 國立故宮博物院學術季刊に、
書画処の前のトップ王耀庭先生の論文がでていた。これはネットで全文ダウンロードできる。
ちなみに、このサイトで、近年(2013冬以降)刊行分の學術季刊論文を全てダウンロードできるようである。それより古いものはアブストラクトのダウンロード
國立故宮博物院學術季刊 第三十四卷第三期 明昌七璽及其周邊
https://www.npm.gov.tw/Article.aspx?sNo=05009239

これは、当方の論文「金章宗の所蔵印と痩金書」を更に広範精密にしたもので、ちゃんと冒頭引用明示してある。これで、台北 國立故宮博物院の論文集  カタログに引用されたのは2回目かな。
金章宗の所蔵印と痩金書
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shogakushodoshi/2013/23/2013_25/_article/-char/ja/

当方が大甘で本物とした、台北 の王羲之「遠カン帖」の「群玉中秘」印影については「偽」と考えておられるようだ。しかし、台北故宮の所蔵品にも容赦ないなあ。。私などはできるだけ救いたいというスタンスなんだけど。。


ただ、コロナ禍で旅行どころか、国際郵便も不自由になったせいか、あまり連絡できないのは残念だ。。

posted by 山科玲児 at 11:51| Comment(0) | 日記
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