2020年07月24日

クリスチナ女王の好み

Durer AdamEve Prado.JPG


クリスチナ女王(当時はストックホルムで、現地に居たわけではない)のスウェーデン軍は、30年戦争末期のプラハ攻略のときに、ルドルフ2世のコレクションを略奪してスウェーデンに輸送しました。5艘の船に積んで運んだそうです(REF)。
クリスチナ女王は,退位してローマに行くときに美術品をたくさんもっていったのですけれど、どうもドイツやオランダの絵画は好みでなかったらしく、100点ぐらい置いていったそうですね(REF)。そうなると、デューラーのアダムとイブをフェリペ4世に贈ったのは、ドイツの画家だからかな。また、ブリューゲルの「DULLE GRIET」(Antwerp, Mayer van  der Bergh)もまたスウェーデンから出てケルンのオークションにでたものだから、クリスチナ女王がおきざりにしたものかもしれませんね。
REF 下村寅太郎 スウェーデン女王クリスチナ バロック精神史の一肖像  1975、中央公論社
posted by 山科玲児 at 16:40| Comment(0) | 日記
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