2020年07月29日

写譜屋の細工?

昨日、書いたように、ドレスデンにある、ガルッピとされていた写本楽譜が実はヴィヴァルディだった、という「発見」がこの
ドレスデンのカトリック高教会Hofkirche の図書室からつきつぎと出てきていたようですね。
1992年 the Beatus vir RV 795 emerged;
2003年, a Nisi Dominus;
2006年, a Dixit Dominus and a Lauda Jerusalem.
そして、最近2017年は、



どうも、これは、ヴェネチアの写譜業者 Iseppo Baldan  が1年分の聖務(教会儀式)用としてまとまったセットとして楽譜を売ったとき、ガルッピの作品で足りない部分を古いヴィヴァルディの作品をまぜて充当したのが原因みたいです。
楽譜屋の苦心のごまかしが結果として、ヴィヴァルディの作品を遺すことになった、、、
posted by 山科玲児 at 06:58| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]