東方書店の宣伝紙『月刊東方』連載の
高橋智「続々・書誌学のすすめ 中国蔵書家のはなし」は、愛読してるんですが、
今月号473号の高橋智 先生の文章は、校正がおかしいのではないかと思います。2Pに入れるために字数を切り縮めたせいで、後半、「倫明は、、、『荘子』を剽窃したわけでもないが、そうのようにたとえて言うのである。」部分が変になっているようです。
これは、陸心源が黄?烈の文章を剽窃したという疑惑・噂話を、西晋の郭象が向秀の「荘子注」を剽窃したという古くからの有名な疑惑にたとえているのですが、意味不明になってしまっておりますね。単行本にするときは訂正願いたいものです。
コロナのせいで、対面での編輯・校正・訂正ができず、うまくいってないのではないか? 高橋智先生はネットをあまり使わない人みたいなので、リモート打ち合わせに齟齬が生じているのでは?? と思っています。