憂国のモリアーティ」
https://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/moriarty/
で
悪辣な脅迫者ミルバートンがマスコミ王でもある、というのは、この作品の新機軸であろう。
新聞社オーナーで、印象操作で政治家の評価を換え白を黒と宣伝している。
ミルバートン >「たとえどんな事であれ新聞がそう書いてしまえばそれが真実になる。これこそが新聞の力なのだ。」
しかも、暴力団を飼っていて、闇の工作にもたけている。まあ、徹底した悪役になっているわけだが、20年前だったら、「マスコミ王」にはしなかったのではないか??、
2009年民主党政権交代選挙のときのあまりに悪辣なマスコミの活動が、その正体をばらしてしまい、マンガにまでマスコミは悪役になっている。もっとも、平成17年(2005)初出の「脳噛ネウロ」でもマスコミの扱いはそうとう悪役だけどね。
これが石坂啓や山上たつひこ のころのマンガなら、マスコミ=善、政府=悪、大企業=悪、という型で納得する人も多かったのだろうが。。
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