偶然、芸術新潮の古い雑誌切り抜き(Ref)で発見したのが、上のイメージの12世紀始めロマネスク時代の壁画 受胎告知の聖母である。
ピレネー近くのモレイヤス・ラス・イヤス Maureillas-las-Illas のサン・マルタン・ド・フノヤール教会の壁画である。フラ・アンジェリコやボッテチェルリ、ファンアイクの受胎告知とは、なんという違いだろうか。。
ただ、サンマルタン教会というのは、このあたりにはたくさんあるようで、紛らわしい。しかもロマネスク壁画のある別のサンマルタン教会まである。鳴門の大塚国際美術館で複製されているサンマルタン教会壁画は、どうも別のサンマルタン教会のようである。
この壁画:知人の写真家:六田さんも撮影している。
壁画 写真がたくさん紹介されているサイトは、
サン・マルタン・ド・フノヤール教会に実際にいった人の美しい写真の多い旅行BLOG
REF 芸術新潮 19(3) 1968-03.