別の動画もありました。
https://www.youtube.com/watch?v=CgFb7sdYAbU
また、
いったい、この絵はどの機関が所有してるんだろう??
という疑問もあり、English Heritageの中の解説を探ってみました。
History and Stories: Ranger’s House – The Wernher Collection
https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/rangers-house-the-wernher-collection/history-and-stories/
を読むと、もともと19世紀末〜20世紀初に、キンバリーのダイヤモンドで財をなした
Wernher氏のコレクションです。Wernher Foundation というのがコレクションを所有していて、English Heritageに寄託しているという形です。このグリニッジのRanger's Houseは,Wernher氏とは、関係がなく、収納場所・展示場所がなかったWernher コレクションに場所を提供し、そのかわり展示・管理させてもらっているという事情です。
https://www.youtube.com/watch?v=CgFb7sdYAbU
また、
いったい、この絵はどの機関が所有してるんだろう??
という疑問もあり、English Heritageの中の解説を探ってみました。
History and Stories: Ranger’s House – The Wernher Collection
https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/rangers-house-the-wernher-collection/history-and-stories/
を読むと、もともと19世紀末〜20世紀初に、キンバリーのダイヤモンドで財をなした
Wernher氏のコレクションです。Wernher Foundation というのがコレクションを所有していて、English Heritageに寄託しているという形です。このグリニッジのRanger's Houseは,Wernher氏とは、関係がなく、収納場所・展示場所がなかったWernher コレクションに場所を提供し、そのかわり展示・管理させてもらっているという事情です。
実は、今年2020年7月、ロンドン Christie'sのオークションで売却されてました。355,750ポンド 約5000万円 かなり安めですね。
どうも、2000年7月、ロンドン Christie'sのオークションで売却されてました。355,750ポンド 約5000万円 かなり安めですね。それでも、なお、English Heritage 管理になっているということは、国家による落札なのか? 落札者が引き続き寄託しているのか?ということだと思います。
Sale 6293
WORKS OF ART FROM THE WERNHER COLLECTION
London 5 July 2000
このコレクションは他にも興味ふかいものがあるようですね。
Collection Highlight
https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/rangers-house-the-wernher-collection/history-and-stories/collection/
フィリッピーノ・リッピの聖母の青い衣が美しいトンド (663,750ポンド 約1億円で売却) やベルナール・パリッシーの不気味な皿が眼をひきます。パリッシーについては真贋はかなり難しいものだそうですが、当方はよくわかりません。ハーブリエル・メッツのお約束の風俗画もありますね。
また、メムリンクの聖母子がありますが、一見、メムリンクにみえないので ?? と思ったものですが、
総カタログではOKとされているようです。 ロヒール・ファンデアワイデンに倣った初期作品と考えたらよさそうです。
https://www.english-heritage.org.uk/siteassets/home/visit/places-to-visit/rangers-house-the-wernher-collection/collection-gallery/rangers-memling.jpg
ただ、こういう作品群は、もともとサインも伝承もない、一群の15世紀後半フランドル絵画をどう腑分けするかという問題なので、ときどき画家名が変わったりしそうですね。