2020年10月13日

In memoria aeterna 新録音



今まで、繰り返し言及・推薦してきたヴィヴァルディの宗教曲
詩篇111 Beatus Dir(主を畏れるものは幸なり)の一部
In memoria aeterna erit justus (正しき者は永久に記憶される)
Vivaldi - Beatus Vir RV 795
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/187973731.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/187745974.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/187740098.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/186622444.html

ですが、新録音がでていたようです。

Beatus Vir, RV 795: In memoria aeterna - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=faCzwDUU7g4

Ensemble Pian & Forte  てところの演奏みたいですね。どうもイタリアの団体らしいです。
アラルコン・ナミュールの演奏より、より和声的で空間を感じるものになってますね。
これも優れた演奏だと思います。男声1,女声2のようにきこえます。

同時に感じたのはピッチの問題です。アレッサンドリーニは男声を使っているのでやや低いピッチみたいですし、どうもピッチが全ての録音で違う。全曲同じピッチにした場合に、この曲のピッチを上げ下げすると他の曲が演奏不能になってしまうようなことがありそう。こういう問題は、モンテヴェルディのヴェスプロ「聖母マリアの夕べの祈り」にもある問題で、実際に演奏する場合は、その都度、いろいろ変えているようです。
posted by 山科玲児 at 06:25| Comment(0) | 日記
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