2020年10月19日

鄭道昭題字拓本

北山汲古ss.jpg北山汲古 鄭道昭 ss.jpg
  北山堂の拓本図録に掲載されているものでも、
すべてが、希少で珍本孤本というわけでもない。わりと普通のものも掲載されている。
  祀三公山碑拓本も、ものすごく古いとはいえないものだし、ここであげる雲峰山磨崖全部 も、日本では、書家、書道団体、大学などには、まま、所蔵されているものである。明治時代、比田井天来が学生の身分で無理して買ったという話は、昔は、有名だったそうだ。北山堂のものは40cmx25cmぐらいの大きさの本 十冊に装丁されているものようだ。鄭文公碑など大きな拓本は一行づつ切って、こういう本に装丁することは、多いが1m以下の小字数の磨崖刻石は配字の妙を保存するために、掛け軸や額装にしてしまうことも多い。ここでは、そういうものも、一字づつ切って装丁しているようである。
 実は、貧架にある、鄭道昭題字拓本集も、にたような装丁になっており、北山堂と似たような道光ごろの旧拓である。
 縮印ではなく、ほぼ原寸印刷でこの拓本冊のような雰囲気を出したものには、書芸文化新社の書道名品大系 第2期 続巻16(昭和48年重版 初版は昭和38年)(下イメージ) がある。これは折り込みが多く、なかなか楽しめるものであり、推薦しておく。ときどき古書としてでるようだけど、そう高いものでもないようである。



鄭道昭題字 書道名品.jpg

posted by 山科玲児 at 09:23| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]