2020年11月18日

商用画像サイトとWikimedia

古筆 折帖.JPG

 alamyという商用写真サイトがあるが、
古筆:糟色紙の写真

は、Wikimediaから転載したものだった。
 フリーサイトから転載して、20$以上で売るとは図太い根性だと、呆れた。もっとも、直接ではなく途中に悪徳業者が入っているのかもしれない。大色紙のAlamy画像もそうだ。

 実は、Wikimediaの糟色紙画像は当方が2005年にアップしたものだが、ユーザ名を変更したりして履歴がなくなってしまっている画像なのだ

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:KASUJIKISHI_Cutting_MinamotoShitago.jpeg

    なぜ、確実にそういえるかというと、真ん中の折り目の位置が証拠になるからだ。実はこのもとになった原色複製は、大正時代の法書会 書苑 掲載の複製を、上イメージのような折り本に貼り込んだものなのだ。この折り本は、完全な私製で、この世の中に一冊しかない。例え、他に同じ原色複製があっても厳密に同じ折り目がつくはずはないのである。
posted by 山科玲児 at 05:49| Comment(0) | 日記
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