2020年12月11日

初出と単行本

三十六人集  月報ss.jpg



最近、名宝刊行会で三十六人家集複製を出したときの月報(昭和56年)をいくらか入手した。
  植村和堂先生の話しもあるし、  春名好重氏も田中親美邸に通っていた人だったんだな。この人のこういう思い出話は珍しいかもしれない。こういう失われやすい印刷物には思わぬ人が本音で書いていることがあるものだ。


  田中 日佐夫(たなか ひさお、1932年2月7日 - 2009年5月15日)教授の 芸術新潮に連載された戦後美術品移動史 を単行本、 
    美術品移動史―近代日本のコレクターたち 1981/1/1
にまとめるとき、相当伏せ字や削除をしたという話を、単行本あとがきで読んだ。
  やはり、個人名や金額など、いろいろ出されたくない人も多いだろうし、つい話してしまった悪口や問題発言などもなかったことにしたいという人も多いだろう。
  だから、古美術関係の記事は、初出と単行本で、かなり違っていることもあるようである。
posted by 山科玲児 at 10:54| Comment(0) | 日記
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