2021年01月16日

ロザリオだった

latour  rosary.jpg

メトロポリタンのサイト 女占い師
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/110001282

 この絵の真ん中下部で、女が秘かにハサミで切っている鎖の端には丸いものがついています。
いったいこれはなんでしょうか? 懐中時計なんでしょうか? 17世紀にこんな薄い懐中時計があったのか?? 
懐中時計は、17世紀にも確かにあったのですが、こういう薄いものではないようです。もっと厚かったり、卵形だったりしてました。また、この服装では懐中時計をいれるポケットもなさそうです。

  贋作疑惑にも絡まる問題になりかねないことですので、少し調べてみましたが、これはロザリオのメダイヨンのようです。この長い鎖がそもそもロザリオであり、現在のロザリオでは十字架がついてることが多いんですが、古い時代には、隠れキリシタンでも言及されるメダイ・メダイヨンがついてることも多かったようです。

 これで、納得がいきました。ある意味「信仰を失う」暗喩にもなっているのかもしれませんね。
posted by 山科玲児 at 11:43| Comment(0) | 日記
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