パリのBiblioteque Nationale には敦煌からペリオが買ってきた多量の写本が所蔵されてます。
この中で、書道史的に重要なものも数々あるのですが、なかでも素晴らしいものに、
ペリオ本 貞観十五年蒋善進臨 真草千字文
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8302847m
があります。
以前、パリを訪ねるとき、事前に閲覧申し込んだんですが、断られてしまいました。
実は、このURLで公開されていることに、先日
2021年01月19日 敦煌写経の紙
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188322283.html
で紹介した
Scientific Analysis of Pelliot Collection
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/pelliot/contents2000.html
をみていて、はっと気がついた次第です。
このサイトでは大きく拡大できるし、カラー精細写真なので、実物を鑑賞しているかのようです。翰墨の宝とでもいうべき写真ですね。
昔、敦煌書法叢刊の「砕金1」で、全長のほぼ半分のカラー写真と全体のモノクロ写真が発表されていて、ずいぶん助かったものですが、このサイトの写真は更に素晴らしいものです。
そして、以前は、粗い布(羅)が表面に施されていて、布目がみえていたんですが、現在は除去されているようで、ありがたいことです。
この中で、書道史的に重要なものも数々あるのですが、なかでも素晴らしいものに、
ペリオ本 貞観十五年蒋善進臨 真草千字文
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8302847m
があります。
以前、パリを訪ねるとき、事前に閲覧申し込んだんですが、断られてしまいました。
実は、このURLで公開されていることに、先日
2021年01月19日 敦煌写経の紙
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188322283.html
で紹介した
Scientific Analysis of Pelliot Collection
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/pelliot/contents2000.html
をみていて、はっと気がついた次第です。
このサイトでは大きく拡大できるし、カラー精細写真なので、実物を鑑賞しているかのようです。翰墨の宝とでもいうべき写真ですね。
昔、敦煌書法叢刊の「砕金1」で、全長のほぼ半分のカラー写真と全体のモノクロ写真が発表されていて、ずいぶん助かったものですが、このサイトの写真は更に素晴らしいものです。
そして、以前は、粗い布(羅)が表面に施されていて、布目がみえていたんですが、現在は除去されているようで、ありがたいことです。
また、空罫がすべて凹になっているようにみえますね。その間に書いていることは、日本にある 国宝 真草千字文 墨跡と同じなんでしょうね。日本のほうは、装丁されているので、空罫はそれほどめだちません。