2021年02月13日

顔眞卿碑の真贋問題

顔氏家廟.JPG

近刊 令和3年1月の 台北  故宮學術季刊

第三十八巻第一期
https://www.npm.gov.tw/Article.aspx?sNo=05011604

に、
方令光     〈顏勤禮碑〉、〈顏家廟碑〉真偽考
てのが出てて、えっと思ったものだ。
  これは、無料無登録でダウンロードできるので、中文読めれば、顔真卿楷書が好きな人ならダウンロードをお薦めする。

顔勤礼碑、顔氏家廟碑(上イメージ) ともに顔真卿の石碑の代表格とされているものだと思われているからだ。
実のところ、当方は、米元章と似た趣味であり、顔真卿の楷書はあまり好きではなく、習ってもいないので、この文章も真剣に精読しているわけではない。アブストラクトと第一章だけ読んだが、かなり驚いた。

2013年ごろに、北京の雑誌「収蔵家」の記事で、呉敢氏が、顔勤礼碑(1922年 出土)が清末の偽作だという説をぶちあげた。それに上海図書館の碑帖担当専門家  仲威氏も賛同したらしい。

この方氏の論文では、全く逆に、顔氏家廟碑が北宋時代〜晩唐9世紀中葉の模倣作であり、顔勤礼碑が本物だという主張である。

どっちにしても、日本に多い顔真卿書ファンには聞き捨てならないものであろう。
一昨年の顔真卿展ではそんな話でてもこなかったようなんだが。。。
【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1925

当方は、さっき言ったようにファンとはいえないので静観・敬遠のかまえである。

posted by 山科玲児 at 09:01| Comment(0) | 日記
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