2021年02月28日

「ブラックホール」はブラックホールではなかった?


去年のニュースですが、最近、科学動画で知った話です。個人的感慨もありますので、さしあたり、優先して書くことにいたします。

最初に知った動画はコレです。
ブラックホールにまつわる画期的な新説が登場!解説します - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tKsQLAzWwSs

確かに、itmediaと理研こと理化学研究所のサイトで報告がありました。

「事象の地平面」なんてなかった? ブラックホールに新理論、理研が発表 “情報問題”にも筋道 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/14/news046.html

蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述 | 理化学研究所
https://www.riken.jp/press/2020/20200708_3/index.html

原論文は、京都大学数理研の英語論文で、、
 Hikaru Kawai  Yuki Yokokura
Black Hole as a Quantum Field Configuration Published: 4 June 2020
https://www.mdpi.com/2218-1997/6/6/77
です。

 これが正しいなら、この件で、ほんとに重要なのは、事象の地平面も、特異点もこの宇宙にはなかった、単にすごい高密度高重力の天体があるだけ、ということになります。

 白色矮星が巨大な原子(電子の縮退圧でささえられてるから)なら、中性子星は巨大な原子核、いわゆる「ブラックホール」は宇宙初期状態に近い真空の力でささえられている天体、ということになるのかな。。そうなると、この様な天体の中心部では宇宙の初期状態が再現されているかもしれませんね。

 当方は、超新星爆発で重力崩壊してもシュバルツシルド面が生成されるまでに、重力が強い状態では時間がほとんど流れなくなり時間の流れが遅くなりすぎて、遠い距離からみると重力崩壊過程に無限の時間がかかるから、特異点のあるブラックホールは有限時間ではできないのではないか??と、45年前に思っていました。つまり、我々が観測できるのはブラックホールになりつつある途中経過の星であり、候補生であるから、事象の地平面自体は未だできていない状態なのではないか、ということです。初めて白鳥座でブラックホールが発見されて定説化されたころに、当時、その点を東京天文台の故:小尾信彌博士に質問したら、ごまかされた憶えがあります。ホーキング放射との組み合わせで、よりリアルなモデルができてきたことを喜びたいと思います。
 ただ、一つの星が静かに??重力崩壊で圧縮された場合ではなく、2つのこのようなブラックホール寸前の星が衝突融合した場合や、、宇宙初期に超高密度状態の量子的揺らぎで、いきなり出来るブラックホールみたいな場合は、どうなるのかな、、いきなりブラックホールなんて、なんかのCMみたいですけどね。


 やはり、昔考えていた、もう一つの不思議は、電子でもクォークでも素粒子は点粒子とされていることです。無限小の点に固有質量があれば必ずブラックホールになってしまい、ホーキング蒸発して光子になるか、そうならなくても重力相互作用しかなくなります。この世界宇宙は完全になくなってしまいます。まあ、この件は、ミクロでは一般相対性理論は適用できないとか、不確定性原理で素粒子には広がりがあるとか、言って納得するのですが、それでもね。


posted by 山科玲児 at 07:42| Comment(0) | 日記
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