2021年03月06日

松井如流旧蔵拓本



2021年03月05日 曹望ニ造像の模刻は東京にもあった
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188458226.html

で、書いたように、かなりの数の松井如流先生旧蔵拓本が成田山書道博物館に入っていますので、成田山書道博物館のサイトで紹介されています。
松井如流とそのコレクション
https://www.naritashodo.jp/?p=8057
https://www.naritashodo.jp/?p=8015
https://www.naritashodo.jp/?p=7994

こうしてみると、二玄社の書跡名品叢刊に、入っているものが多い。そういう意味では日本における各拓本・碑のイメージの範例をつくっているものだともいえます。また、この鄭羲下碑の表紙  題簽なんかは、初めてみるような気もします。
posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
書跡名品叢刊≒松井如流のコレクションが日本における拓本のイメージを作ったかもしれないというのはなるほどと思いました。最近中国での出版事情をみると、一般人の知識≒中国法書選一本槍のようになってしまったわが国との差がますます開いていってしまいそうですね。他方で中国はネットで公開されるものも増えているので、それはそれで便利になりました。
Posted by takuhon at 2021年03月06日 12:10

>takuhonさん

コメントありがとうございました。
まあ、狭い世界ですからね。
中国の方でも誤りは多いわけですし、どっちもどっちでしょうね。日本人のいわゆる知識人が光琳を知っているかというとそれは違うでしょうしね。まして西本願寺本三十六人家集、それなに、でしょう。中国人の中国美術に対する知識も似たようなものでしょう。
Posted by 山科玲児 at 2021年03月06日 14:26
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