4世紀に、エジプトの砂漠で修行したポントス生まれの修道士エウアグリオス(ACE345?-399)
が書いた修行論は「七つの大罪」の原型が書いてあるので、有名である。短い章100章からできている短い著作だが、、
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第九章
金銭欲は、長い老年、仕事をすることができなくなった手、幾度も訪れるであろう飢え、やがて襲ってくるさまざまな病気、そしてつらい貧窮を想わしめる。必要なものを手に入れるのに、わざわざ他人に乞わねばならないとは、なんという屈辱だろう。
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が書いた修行論は「七つの大罪」の原型が書いてあるので、有名である。短い章100章からできている短い著作だが、、
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第九章
金銭欲は、長い老年、仕事をすることができなくなった手、幾度も訪れるであろう飢え、やがて襲ってくるさまざまな病気、そしてつらい貧窮を想わしめる。必要なものを手に入れるのに、わざわざ他人に乞わねばならないとは、なんという屈辱だろう。
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という章がある。なんか切実な実感がこもっていて、気持ちが通じる気がする。
中世思想原典集成 3 後期ギリシア教父・ビザンティン思想の中に収録
https://www.heibonsha.co.jp/book/b160106.html