中国の公式コメントによると、燃料棒破損だそうです。それで、一次冷却水の放射性キセノン濃度が跳ね上がった。実はこのフランスの会社が他国原発に納品した燃料棒が不良品で返品されたことが近年ありました。ひょっとしたら、それも関係してるかも、中共はそこをついているのかな??
これはキセノンオーバーロイドといわれる現象で、チェルノイブリのときも事故原因のひとつになりました。原子炉の操作がうまくできなくなり不安定になるのですね。フランスがSOSやったのは、そのためだと思います。原子炉を止め燃料棒を取り替えればいいのですが、中国が拒絶したのでしょう。
またキセノンオーバーライドがひどくなると、全力運転でも、従来より出力がでなくなります。ひょっとしたら、電力不足の原因はそれかもしれませんね。
また、おそらく一次冷却水放射性同位元素汚染がひどい場合、どうあつかうか、その点でスリーマイルの経験のある米国へHELPしたのではないかと想像しました。
福島事故のとき知ったのですが、水をはったプールに沈めていれば、使用済みの核燃料棒が沈んでいても、プールのそばで人間が作業できます。水の放射線遮蔽効果は大変なものなんですね。ただ、その水が強く汚染されていたら、ちょっと難しくなる。
そういう問題かもしれませんね。あるいは、ロボット・無人機による調査技術供与なのかもしれません。
福島事故のとき知ったのですが、水をはったプールに沈めていれば、使用済みの核燃料棒が沈んでいても、プールのそばで人間が作業できます。水の放射線遮蔽効果は大変なものなんですね。ただ、その水が強く汚染されていたら、ちょっと難しくなる。
そういう問題かもしれませんね。あるいは、ロボット・無人機による調査技術供与なのかもしれません。