シンガポール近くの海域で、沈没船二つの荷物に大量の元代青花(染め付け)陶磁器がみつかったというニュースがありました。
ただ、わずかの写真を観る限り、元代のもの、もっと後の時代のもの、など混合しているようです。
あるいは2つのうち一つが元/明初、もう一つが明〜清ということなのかもしれません。
元時代陶磁器を抱えた沈没船では新安海底引き揚げ文物、が有名ですが、これには青花がなく、不思議なことだとされておりました。
今回、元青花が多量に引き揚げられるとすると、元青花の相場も変わるでしょうし、一方でブームの再燃もあるかもしれませんね。流行というのは、ある程度の量が市場に出ないと起こらないものですから。
ネットで調べてみて、同じ関心を持っていらっしゃる方を見つけて、嬉しくてお邪魔しました。
今回の発見の考古報告を期待していますね。
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コメントありがとうございました。
こういう話は、最初のプレスリリースのときは出るんですが、そのあとの詳報が出ないことが多いので、困ります。
わずかな写真画像をみると、大きな青花断片や、青磁の大皿は元 または明初っぽいんですが、なんかもっと後の時代っぽい陶磁器も多いようにみえます。前、引き揚げられた唐時代沈没船のように、たぶん代表的な一部は、シンガポールの
Asian Civilisations Museum に展示されるのではないか?と思ってます。