2021年06月26日

晋唐小楷 残念ニュース

先日、翁萬戈氏の訃報を書いた。
その翁萬戈 旧蔵でメトロポリタンに入った小楷冊

翁同和旧蔵 晋唐小楷帖
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/41477

は、伊藤滋さんの詳細な分析によると、停雲館法帖の第一巻を改造して古くみせかけたものが多いらしい。
http://www.gei-shin.co.jp/sumi/sumi263.html

楽毅論なんか、別本が少ないので、翁本は、当方は実は古い別本なんじゃないかと期待していたんだが、伊藤さんの明晰な分析で、見事にノックアウトされてしまい、残念無念だった。。ここで興味深いのはメトロポリタンの解説で、17世紀? となっていることである。これは既に伊藤氏の見解を織り込んでいるのか?それとも全体の製本が17cということなのか?はよくわからない。

この分野では、
2021年06月24日 2セットあった
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188785414.html

に書いたように、越州石氏本が台北  國立故宮博物院にもみつかったのは朗報だったが、メトロポリタンのほうは、残念ニュースだったようだ。
タグ:中国書道史
posted by 山科玲児 at 08:08| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]