2021年07月07日

タペストリーはウールなのか?

tapisserie et tapis.JPG

西洋美術の歴史−ルネサンスU−北方の覚醒、自意識と自然表現』(中央公論新社)
http://www.chuko.co.jp/zenshu/2017/04/403595.html
イギリスの良質な羊毛を輸入してフランドルで毛織物製造業をやって栄えたので、フランドルで タペストリー制作が栄えたと、まるで毛織物であるかのような記述がある。


しっかし、、

 フランスのタペストリー(上イメージ  フランス語)
Roger-Armand Weigert, La tapisserie et le tapis en France
 by Presses Universitaires de France - PUF, 1964
には、
巻頭に近い「定義」の項目に、
リネンか絹と書いてある。しかし、他で
ウールを縦糸にして、模様をいれる横糸を絹や金糸にするという話もあった。
  まあ、一慨に毛糸を排するわけではないようだし、いろいろな技法はあるのだろうが、毛織物ときめつけるような記述は間違いである。

posted by 山科玲児 at 09:01| Comment(0) | 日記
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