2021年07月20日

コロナ治療薬というより新療法



  武漢コロナの治療法・予防法として、一酸化窒素吸入がクローズアップされているようだ。
  ただ、これは軽症者むけ、または予防用であり、酸素マスクがいるような重症者には使えないそうだ。
COVID-19の治療に一酸化窒素の鼻スプレイ
http://blog.knak.jp/2021/01/covid-19-9.html

 カナダの会社 SaNOtize Research and Development Corp.が、適切に鼻にスプレーできるアイテムを開発し、イスラエルでは承認販売されているという。
なんでイスラエルなのかなあ、と思ったら、カナダ系イスラエル人が設立者の一人であるせいらしい。
カナダなどでは治験が行われているようだ。
より良い結果がでることを期待したい。ただ、これは新薬発明ではなく、新療法なので、報道が誤っていることが多い。
一酸化窒素吸入そのものは昔からある治療法の一つであり、一酸化窒素自身は太陽系ができる前からある化合物なのだから。ただ、医学は実学であり、結果が良ければ良い。古い治療法の焼き直しでもなんでも、治れば大発見だといえる。

posted by 山科玲児 at 07:11| Comment(0) | 日記
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