有線で偶然聴きました。あ、モーツアルトかな、と思ったら、
ホフマイスター(1754-1812)でした。モーツアルトと二歳しか違わない人なのでほぼ同時代です。
ヴァイオリンとヴィオラ 二重奏曲
https://www.youtube.com/watch?v=44cmnX39NNA
また、コロナで演奏会が中止になったベルリンの音楽家達が工夫して演奏した試みがあって、
この動画は興味深いものです。
F. A. Hoffmeister "Duo Concertante for flute & viola in G Major" I Allegro – Lindner, Hoffmann – HSB
https://youtu.be/rKDTqgE4yx4
ホフマイスターの音楽について、柴田南雄さんが、「モーツアルトの喜ばしい面のみつとめて模倣したかのようにひびく」と批評されてました(REF)。
このホフマイスター(1754-1812)さんは、楽譜出版社を経営してました。モーツアルトやベートーヴェンの楽譜を出版していたそうです。この出版社は、現在まで続く楽譜出版社:ペータース出版社の前身です(REF)。この特徴のある古典的な表紙デザインを憶えている人は多いのではないかと思います。
REF 柴田南雄、西洋音楽の歴史 下(一)、音楽之友社、昭和48年