2021年11月10日

銅精錬と燃料


イスラエルの紅海よりのアデン湾近いTimna ValleyのSlaves' Hill で古代の鉱山と精錬処がみつかった.

長距離交易の証拠:ソロモン王の銅山、証拠発見か 莫大な富と権力の源泉|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO15032180X00C17A4000000/?page=3
Found: Fresh Clues to Mystery of King Solomon's Mines
https://www.nationalgeographic.com/history/article/king-solomon-mines-bible-timna-dung

ただ、この記事にはどうも不審なところがある。
銅鉱山で精錬カスが多量にあるというが、こんな荒れ地のどこから炉に使う燃料をもってきたのだろう。
 燃料まで他からもってくるぐらいなら、粗く選鉱した鉱石を燃料や資材が豊富なところへ運んだほうがいいだろう。
 ということは、昔は木が多い土地だったのか石油を使っていたのかである。

  ロバのクソの中に、100km以上離れたところ植物があったというが、それは現代の植生であって、古代には、近辺に生えていたのかもしれない。

 長年にわたる冶金のための森林伐採がこの地域を砂漠化してしまったのではなかろうか??
posted by 山科玲児 at 07:55| Comment(0) | 日記
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