イメージはシャルパンティエの自筆?写本楽譜:ルソン・テネブル
NHK FMの ビバ! 合唱で
「真夜中のミサ」
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:作曲
(合唱)ミュジシャン・デュ・ルーヴル合唱団、(管弦楽)レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、(指揮)マルク・ミンコフスキ
(Marc-Antoine Charpentier, 1643年 - 1704年2月24日)
を聴いてたら、グロリアとクレドの末尾のアーメン コーラスでヘンデルを思い出した。
M.A. CHARPENTIER - Messe de Minuit pour Noël - Maîtrises de Versailles et de Paris
https://youtu.be/pkwu3hr8Icw
https://youtu.be/pkwu3hr8Icw?t=515
。昔、
2018年07月15日モーツアルト レクイエムのこと
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/183875857.html
ヘンデルはシャルパンティエとはおじいさんと孫ぐらい世代が違う。モーツアルトは曾孫以上に違う。
色々考えるに、果たして当時 数多い教会での音楽は最新流行の曲ばかりやっていたのか??
という疑問がわいた。バッハの伝記やテレマンの伝記(簡略なもの)を読むと、当時は楽長は新作のカンタータなどを毎週作らなければならないようで、新作演奏が当たり前のような印象を受ける。
しかし、王室礼拝堂やライプチッヒやハンブルグの富裕な教会ならそうだったかもしれないが、パリ市中の一般の教会や地方の教会でもそうだったのだろうか。オルガニストが皆作曲の巧者だったとはとても考えられない。
ドレスデンの教会がガルッピ作曲の1年分の礼拝用音楽をヴェネチアの楽譜屋から買ったという事実
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/187748603.html
から推測するに、1年のレパートリーの楽譜をもっていれば、古い曲をずっと使っていた教会が多かったのではなかろうか??
そうなると、ヘンデルやモーツアルトがパリでシャルパンティエの曲を聴く機会は、あったのではないか?と想像したくなる。
ちなみに、この「真夜中のミサ」は民謡的なものをとりいれた、シャルパンティエとしては相当大胆な曲で、あるいはカルティエ・ラタンなどの大学生が多い教会むけに作曲されたものではないかと思う。
同じ作曲家の静謐極まるポール・ロワイヤルのためのミサを聴くと別人の感すらある。
M.A. Charpentier à Auch : Messe pour le Port-Royal par l'Ensemble Arianna et Frédéric Muñoz
Marc-Antoine Charpentier Messe pour le Port Royal - Credo par Le Vaisseau d’or - 動画 Dailymotion
5: https://www.dailymotion.com/video/x6aq92t