中国古美術関係者の間で古くから語り継がれている歴史的な展覧会として、1935-6年のロンドン・バーリントンハウスでの展覧会がある。しかし、凄かったという噂だけ、部分的にアレも出たコレも出たという話だけが伝わっていて、当然同時代者じゃない当方には全貌がわからず、ピンとこない、というのが現実である。
実は、台北故宮のあの「白菜」がこの展覧会にでてるかどうか調べようと思って資料を漁っていたら、
全貌の巨大なカタログがネット閲覧できることがわかった。
Royal Academy のサイト
1935-36 - International Exhibition of Chinese Art, 28 November 1935 to 7 March
https://www.royalacademy.org.uk/art-artists/exhibition-catalogue/1935-36-international-exhibition-of-chinese-art
1935-36 - International Exhibition of Chinese Art, 28 November 1935 to 7 March
https://www.royalacademy.org.uk/art-artists/exhibition-catalogue/1935-36-international-exhibition-of-chinese-art
なんと、カタログ・エントリーが3080点ある。300点ではない3080点である。
11月28日から3月7日まで、ロンドンの暗鬱な季節で、3ヶ月強の会期だったようだ。しかし、いったい全部丁寧に観た来場者なんていたのだろうか?何回も通ったとしても不可能ではないか?と思う。
なんか量で圧倒するという感じがする。
そのバーリントンハウスの住所は、ここ。
Burlington House, Piccadilly,
London, W1J 0BD
Burlington House, Piccadilly,
London, W1J 0BD