太陽系外惑星に関する講義としてよくまとまっている良い講義なので、関心のあるむきには、推薦します。
京都大学 新入生向け:プレ講義 理学への招待「物理学:系外惑星に第二の地球を探す」佐々木 貴教(理学研究科 助教)2020年4月22日
しかし、マイヨール とケロズが発見できたのは、彼らが連星系の専門家であって、褐色矮星を最初は発見するつもりで観測してたんじゃないかなあ、と想像している。連星系なら近接連星とか接触連星のように、すぐ近く触れあうくらいに2つの星がもの凄いスピードで互いに回り合っている例が少なくないのだから。
最初は褐色矮星の発見か!!と思っていてよく計算したら小さすぎる軽すぎるというので、「惑星の発見だあ!!」ということになったのではないかと邪推したくなったものだ。
現に最初の褐色矮星の発見・確定も1994年〜1995年ごろで、マイヨールとケロズの発見とほぼ同時期である。褐色矮星というとやはり地味な存在なので、世の中の人にあまりアピールしないので、知られていないだけなんだが。。