2022年04月26日

平均律とパパゲーノ



  平均律クラヴィーア曲集第2巻 嬰ハ長調 BWV872 のフーガは、前  ボーカロイドの傑作を紹介したことがある。
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/78715106.html
【初音ミク、カイト】BACH平均律二巻よりCis Dur Fuga
http://www.youtube.com/watch?v=NHdwxBiBOog

有線でバレンボイムのPを聴いていて、

これは、モーツアルト 魔笛の終幕近くパパゲーノ・パパゲーナのアリア
にヒントを与えたのではないか? と思った。

モーツアルトが平均律クラヴィーア曲集ゴットフリート・ファン・スウィーテン男爵を経て知っていたのは確実だし、歴史的順序としては、おかしくない。

そして、グレン・グールドの演奏を聴き直して みたら、思わず涙がでてしまった。なんと詩情あふれる演奏なのだろう。長調の曲で、ここまで深刻な感動を与えるものは少ないかもしれないなあ。

一方、同じグールドでもCBSのショーでは、むしろテンポが速くそれほどの感動はない。

posted by 山科玲児 at 17:40| Comment(0) | 日記
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