2022年05月29日

ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン本  その3

ロヒール ヴァン・デル・ワイデン.jpg



第4章のミラフローレス祭壇画
https://artsandculture.google.com/asset/der-marienaltar/MQEpfOWFBN5oSg?hl=ja
第5章の聖ヨハネ祭壇画
https://artsandculture.google.com/asset/the-altar-of-st-john-rogier-van-der-weyden/lgGaFNG5kFjuiw?hl=ja

これらは、実は三連祭壇画ではなかったことに、今更ながら気がついた。
折りたたむ屏風のような構造ではなく、
イタリアのクリヴェッリやベッリーニの作品のように、複数の画面が並んでいる形だったのだ。
Carlo Crivelli  Ascoli  St Emidio Alterpiece
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Carlo_crivelli,_polittico_di_sant%27emidio.jpg

スペイン、カスティリアのホアン2世の注文だったので、形がスペイン式になったのだろうか?
この祭壇画の南北差みたいなものがあるのかもしれない。
posted by 山科玲児 at 08:32| Comment(0) | 日記
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