2022年09月26日

カラヴァッジョ ほんとうはどんな画家だったのか 拾い読み

カラヴァッジョ     ほんとうはどんな画家だったのか
石鍋 真澄 著
https://www.heibonsha.co.jp/book/b607005.html

は、労作で良い本だと思う。まだチョコチョコ拾い読みしているが、ちょっとおかしなところもわずかながらある。
270Pで、ダブリンの「キリストの捕縛」について、
1921年4月16日に「8ギニー」で売られた、その8ギニーについて、「現在の7000円」といっているのは、いくらなんでも間違いだ。当時のギニー・ポンドは少なくても現在の1万円強のはずなので、10万円〜20万円ぐらいだと思う。
同じページで、ロクに調査もしない偏見に満ちた  ジョナサン・ハーの「消えたカラバッジョ」を褒めているのもいただけないと思った。

消えたカラヴァッジオ」の作者は、一度もアイルランドに来たこともなく、アイルランドにいた関係者にまったく取材をしないでこの本を(ほぼ想像で)書いていたのだ。実はこの本はアメリカでは刊行されたが、イギリス・アイルランドでは発売されていないのだった。



posted by 山科玲児 at 08:14| Comment(0) | 日記
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