ヴィヴァルディの声楽曲で、個人的に好きなのは、映画「シャイン」に使われた「まことの安らぎはこの世にはなく」RV 630(Nulla in mundo pax sincera)と
長大な、詩篇111 Beatus Dir(主を畏れるものは幸なり) RV 795の中の一曲
In memoria aeterna erit justus (正しき者は永久に記憶される)
です。In memoria aeternaにゆいては、色々 演奏動画を紹介しましたが、「まことの安らぎはこの世にはなく」について、最近YOUTUBEをみなおしていたら、注目すべきものが2つ。これは、対照的な演奏方針の動画でした。
一つはミラノの教会でイタリア人の指揮 ローザンヌ生まれのスイス人ソプラノによるもの、ドラマティックな演奏です。特に最後のアレルヤは、モーツアルトのエクスユビラーテ
の末尾を思わせる技巧的なものでした。
Vivaldi - Nulla in mundo pax sincera RV 630
https://youtu.be/SqCIbp3KBs4
Marie Lys, soprano
I Cameristi della Scala
Giulio Prandi, direttore
Registrato il 30 novembre 2020 nel Santuario San Giuseppe di Milano.
一方、2013年9月13日に、英国の400年前以上続くパブリックスクールShrewsbury Schoolのランチタイム コンサート
で、歌手専攻学生らしい女性がピアノだけの伴奏で歌った演奏動画