2022年10月16日

ジュスト・ファン・ゲントの問題

calvary Gent.jpg

WEB Gallery of ARTの解説
https://www.wga.hu/index1.html
ゲントの聖バーブにある  カルヴァリオ三連祭壇画が、
https://www.wga.hu/html/g/goes/calvary/calvar.html
最近では、ヒューホー・ファンデア・グースの作品であるのが通説としていた。

  あれ、これはイタリアに行く前のジュスト・ファン・ゲントJustus of Ghent
active about 1460 - 1480
の作品じゃなかったのかなあ、、と驚いた。どうもかなり意見がゆれているもののようである。この作品は別に秘蔵されてるわけでもなくしょっちゅう公開されているものだから、ますますねえ。
この件が気になっていたが、この画家はいろいろ問題が多いようである。
ヨース・ファン・ワッセンホフ
という名前だと推定されている。このWikipediaのサイトではゲントカルヴァリオ三連祭壇画はこの画家の作品になっている。


  メトロポリタン美術館サイトの記述を参考にしようと思って、
 メトロポリタン美術館の ジュスト の作品「三王礼拝」の解説を読んでみたが、こちらでは、別に言及はなかった。
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/436803


 1957年のスキラ版 ラッセーニュの本(REF)では、ゲントの作品となっていた。

REF   LASSAIGNE, Jacques.  Flemish Painting: The Century of Van Eyck,  Skira, Geneva, 1957
posted by 山科玲児 at 15:58| Comment(0) | 日記
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