21世紀に新発見ということで話題になった ボスの素描は、これであり、プラドのカタログにも
図版がのっている。現時点では個人or法人所蔵のようである。
File:Circle of Jheronimus Bosch 001.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Circle_of_Jheronimus_Bosch_001.jpg
Friz Koreny先生自身も認めるようにボスの素描で、確実に真作だと認めることができるものは無いらしい。
強いていえば、ボイマンスのフクロウ、ベルリンの「耳の森・目の地面」、アルベルティーナの「樹男」ぐらいが信頼のおけるものだろう。
従って、この作品にも疑いが投げられるのは、無理もない。
図像的にはブルッヘ/ブリュージュにある「最後の審判」と酷似するが、この「最後の審判」自体が真蹟なのか工房作品なのかという問題がある。当方はブルッヘ/ブリュージュの「最後の審判」は、ボスの甥でボスの家の同居人だったパウルス・ウイグナントの作品じゃないかと思っている。
図版がのっている。現時点では個人or法人所蔵のようである。
File:Circle of Jheronimus Bosch 001.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Circle_of_Jheronimus_Bosch_001.jpg
Friz Koreny先生自身も認めるようにボスの素描で、確実に真作だと認めることができるものは無いらしい。
強いていえば、ボイマンスのフクロウ、ベルリンの「耳の森・目の地面」、アルベルティーナの「樹男」ぐらいが信頼のおけるものだろう。
従って、この作品にも疑いが投げられるのは、無理もない。
図像的にはブルッヘ/ブリュージュにある「最後の審判」と酷似するが、この「最後の審判」自体が真蹟なのか工房作品なのかという問題がある。当方はブルッヘ/ブリュージュの「最後の審判」は、ボスの甥でボスの家の同居人だったパウルス・ウイグナントの作品じゃないかと思っている。