東京国立博物館の国宝展で、11月29日〜12月11日まで、平安後期の仏画:普賢菩薩像が展示される。
URLをみるとわかるように、この仏画の通常紹介されるカラー写真画像はその下部三分の二であって上部はカットされた写真が使われている。それは、そうとう昔からそうであった。
実物をみたとき、画面の丈が高いのに驚いたものだ。
その上端には、上イメージのような花でできた美しい天蓋があり、そこから落花している(次イメージ)。
相当、破損、摩滅があるがかすかにみることができ、この天上からの落花は本当に美しい。