2022年12月17日

川端康成旧蔵  汝窯盤

東博汝窯 2017nov.jpg



(イメージは当方撮影)

繭山龍泉堂社長:川島氏が、現在は、東京国立博物館にある日本に2点しかない北宋汝窯の陶磁器のうちの1点について、伝え聞いた話を披露しています。なんと、最初は、昭和29年、名古屋の茶道具屋さんが、業者の交換会にもちこんだものだったんだそうで、だれもわからなったものを、繭山順吉さんが、ひょっとしたら??ということで入手したものなんだそうです。川端康成の逸話もとても面白いものでした。

骨董トーク2021年10月号:東京 美術の祭典 東美特別展をめぐる (該当部分へ跳ぶURL)
https://youtu.be/VX_REBHd-ig?t=721

posted by 山科玲児 at 08:31| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
名古屋の茶道具屋が出所というのは初耳ですね。

高麗青磁の山に混じっていたというのはよく知られるところで、戦前の朝鮮半島由来のものかと思っていましたが、もっと古い、室町ぐらいから茶道具として伝わってきたものかもしれませんね。

意外と茶道具界隈に今も眠っている汝窯があるかもしれませんね。
Posted by 名無し at 2022年12月17日 16:11
>名無しさん

コメントありがとうございました。
>
>高麗青磁の山に混じっていたというのはよく知られるところで

たしか、東京国立博物館の横河ボウル:南宋官窯 も高麗青磁として、金沢の交換会に出たものだとか、きいています。

Posted by 山科玲児 at 2022年12月18日 05:26
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