東京上野の国立西洋美術館に、昔から気になっていた愛らしい聖誕の絵画がある。 上イメージは部分拡大、当方撮影。
ロレンツォ・レオンブルーノ・ダ・マントヴァ
マントヴァ?, 1489年 - 1537年頃
Lorenzo Leonbruno da Mantova
Mantova?, 1489 - c. 1537
キリスト降誕 The Nativity
https://collection.nmwa.go.jp/P.1979-0001.html
Lorenzo Leonbruno (10 March 1489 – 1537),という16世紀前半の画家の作品のようである。
マントヴァのゴンザーガ家に仕えて仕事をしていた画家らしい。
Lorenzo Leonbruno
https://en.wikipedia.org/wiki/Lorenzo_Leonbruno
この作品、1979年に西洋美術館が購入したもので、松方コレクションではない。イタリア絵画が弱体の西洋美術館の中では、なかなか良いものだと思う。一応1854年のワーゲンの記録までは履歴が遡れるもので、英国にあったものである。顔が可愛いすぎる気がして、多少、補筆加筆はあるかもしれないという疑念はあるが、愛すべき作品だと思っている。