2022年12月27日

大和文華館の乾山

大和文華館名品図録1961 夕顔茶碗.JPG

確か、佐野乾山論争のころだったと思うが、

某氏が「何で大和文華館は、あんな乾山ばかり買っているのだろう」と論難したことがある。
 よほど気に食わなかったらしい。
  しかし、某氏が推薦するものは、粗野で当方の関心をひくものではなかった。
 大和文華のものは、旧松永コレクションの乾山と共通性があり、
「お茶の乾山」なのかもしれないが、当方にはさして悪いものにはみえなかった。もともと原三渓のコレクションの趣味をひいた琳派収集なのだから、いたって正統だと思う。
イメージは。大和文華館名品図録1961に掲載された 夕顔茶碗  写真著作権消滅すみ。

posted by 山科玲児 at 08:19| Comment(0) | 日記
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