ちょっと読まずに放り出しておいた最新号のオリエンテーションズに、
乾隆皇帝が、じぶんが昔、貴重な宋紙の上に書いた
文字が気に食わなくてそれをけずりとり裏打ち再表装させて、
その上に書いたという例があった、担当者は 「張ト」 だったという。
この担当者の名前は、初めて知ったようにかんじている。
蘇東坡 の黄州寒色詩巻の乾隆皇帝の賛にどうもにじんだようなおかしなところがあるが、どうもこれらしいということは、前に指摘しておいた(上イメージ)。
2014年06月10日 文字を削ったあとなのか?
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/99406080.html
北宋の貴重な紙なのだから、一ミリでも捨てたくなかっただろう。ただ、それなら題賛なんか書くなよ、といいたい。こういう例は、他にもありそうだ。