
2023年1月19日:智積院展で、この障壁画を30年ぶりぐらいにみた。
サントリー美術館
京都・智積院の名宝
2022年11月30日(水)〜2023年1月22日(日)
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_5/index.html
智積院で観たときより、はるかに明るくおおらかな絵画という印象を受けた。
羽田へいく途中という、時間が限られていたスケジュールだったので、かなり駆け足だったが、その印象は変わらない。
また「久蔵」の作とされる桜の花の部分とそっくりなものが他の「等伯」とされる絵にもあり、共同制作が多かっただろうと思う。なお、障壁画の展示数は少なかった。時間が限られた当方には逆にありがたかったが、十分時間をとった人には不満だったかもしれない(図は展示になかった分)。また、羅漢画もあった。これには明末絵画の影響も感じた。堂本印象のポップな作品や土田麦僊の作品もあったが、智積院と縁の深い土田はもっと作品があってもよかった。
なお、やはり平日でも入場者の列ができていたので、最終日は時間をとったほうがいいと思う。サントリー美術館は六本木駅からかなり移動に時間をとることを考慮して欲しい。赤坂見附ではすぐ上だったけどね。美術館スタッフはわりと多く親切だったと思う。
しかし、中国の花卉画となんと違うものか、、とその感覚の違いを実感した。
大和絵に近いといわれる唐時代の絵画ですら全くセンスが違う。まして同時代16世紀末の花卉画とは描く画家のセンスに大きな違いがあるようだ。
日本の戦国時代の作品といっても、人肉食が横行し、敵軍兵士を生き埋めにするような悲惨な中国の戦場とは、やはり凄惨さが違うのだろうか。
私も21日にこちらに行ってきました。
平日でも行列が出来ていたんですね。私はチケットを買っていたので、並ばずにすみましたが中は非常に混んでいました。
>fontanaさん
>
>ご挨拶がおそくなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
>私も21日にこちらに行ってきました。
>平日でも行列が出来ていたんですね。私はチケットを買っていたので、並ばずにすみましたが中は非常に混んでいました。