最近号、雑誌「墨」の「王羲之と蘭亭序」特集で、
蘭亭偽作説を巡って──幻視する二つの「蘭亭序」
講師/松宮貴之
を読んで、強引過ぎる議論に辟易し、蘭亭偽作説の亡霊を感じた。
また、文革時代に日本のインテリがとんでもないことになっていたのの影を未だ引きずっているのか?とさえ感じたものだ。
2018年11月22日 東大は文革礼賛だった
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185022857.html
蘭亭偽作説についての、当方の考えは、ずいぶん昔、二〇年前に書いたこれと変わっていない。
http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/ohgisi/LANTEI.HTM
一方、蘭亭偽作説の必須文献である 世説新書の註にある臨河叙 と李文田の蘭亭偽作説のテキスト全文の紹介が全くなおざりにされているのが、かえって情けない状況なので、テキストの絶対的なソースをネットにあげておく。