論文のための悉皆調査のため、昔読んだはずの、中田勇次郎、王羲之を中心とする法帖の研究を
京都の古書店 から通販で入手して再読した。こういう場合、初版じゃなくできるだけ新しい版のほうが良い。
で、1975年の四版を廉価でゲット。。
古書の価値としては初版を尊んだりするが、こういうときは、より訂正された後版のほうがよい。東京在住だったり、大学所属だったりすればこんなことしなくてもいいんだが、面倒な場所ふさぎ・物入りなことである。
京都の古書店 から通販で入手して再読した。こういう場合、初版じゃなくできるだけ新しい版のほうが良い。
で、1975年の四版を廉価でゲット。。
古書の価値としては初版を尊んだりするが、こういうときは、より訂正された後版のほうがよい。東京在住だったり、大学所属だったりすればこんなことしなくてもいいんだが、面倒な場所ふさぎ・物入りなことである。
論文のための悉皆調査については、飯山理さんがわかりやすい解説をしてるんで、
この動画(タイムスタンプで該当箇所へとぶようにしてます)
【やばっ!】三浦瑠麗氏の「論文」を採点してみた 19分55秒
https://youtu.be/SWAMOmq01wA?t=1193s
ただ、再読してみると、昔の人が書いていて、今は無視され忘却されていることも結構ある、と感じた。それに、王羲之を中心とするなのに、蘭亭序のことが殆ど出てこない。
なんか、こういう点不思議ですね。
東京国立博物館蔵書の東書堂思古法帖は、中田勇次郎先生がみても、あまり良くない拓本だったようだ。東書堂思古法帖はあまり普及しておらず、明前期の法帖では、かなり粗悪な寶賢堂思古法帖ばかりがあちこちに所蔵されてるのは残念なところである。