現在の東京国立博物館1F 刀剣の展示
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6946
では、例外的なくらい「刀」が多く、「太刀」が少ない。
「刀」と「太刀」の区別は、上のように刃を上にしておくのが「刀」,下にしておいているのが「太刀」である。
腰につけるときも同じ向きだからぬくときも刀は上から太刀は下からになる。
あれ、それじゃ青竜刀は「太刀」なのかな??
あまり刀剣に関心がない当方なんかは、、逆におけば同じなんじゃね?とも思うが、やはりつくりが違っているのだろう。
今回は、「正宗」として石田三成から結城秀康に移ったとつたえられる「刀」が展示されている。
東京国立博物館の刀剣展示では、太刀が多くなりやすい。なぜなら、保存の良い古い刀剣は寺社に奉納されていたものが多く、奉納刀剣は古式の太刀になりやすいからだろうと思う。また、刀剣の歴史をできるだけ古い時代の例から展示しようと思うと自然に太刀が多くなる。しかし、時代劇やマンガでみる刀剣は刀が多いので、どうしても変な感じになってしまう。
今回、刀 中心の展示だとなんか安心するところである。
上イメージ
・国宝 太刀 長船景光 1322年 (当方撮影)
・重文 刀 石田正宗 (当方撮影)