羅振玉自伝
に、敦煌写本を北京政府が接収した事情が書いてあるが、
全費用が3000元だったそうである。
当時羅振玉家の上海の邸宅を売った金額が十万元ぐらいだったように推察されるから、
羅振玉自身も書いているように、思ったよりずっと安くすんだということだったらしい。
ただ、途中で抜き取りがあり、その部分は巡り巡って、日本の武田薬品 杏雨書屋に来ているようだ。
杏雨書屋
また、
2021年02月27日 北京故宮 法華玄賛
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188440774.html
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にみるように、後年、羅振玉個人の蒐集・売買もあったようである。